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慌ただしい一日でした

 父が亡くなったのは昨日の午後5時。さっそく葬儀の準備が始まりましたが、暦の悪戯?に戸惑いました。当地域の慣習では、19日の月曜日は「友引」で葬儀は無し。翌20日は「丑の日」で不祝儀は禁止。結局きょう一日で準備をして、明日18日の葬儀となりました。

 父や母の兄弟、親戚の皆様を中心にして、私がお世話になった役場時代の幹部など、父とご縁のあった方々にご案内をし、ご都合を確認して参会者名簿を作成したりしましたが、突然の出来事だっただけに、慌ててしまうばかりでした。

 それでも、9人兄妹の父の親族や6人兄弟の母の親族が一同に会した午後6時からの納棺では、居間から茶の間、奥座敷までの部屋いっぱいの人たちに見送られている父親が立派に見えました。大正14年生まれで、秋田市の「土崎空襲」を体験している父は、その後農業に専念し、当時の大家族の生計を支え、昭和50年代からは大規模土地改良事業後の経営コスト削減を目指して、トラクターなどの大型農業機械の共同利用を呼びかけて、「生産組合」組織活動を実践してきたきた実績があります。

 誠実な人柄で、多くの人に慕われてきた父ですので、「何ともいえない、感慨深い気持」で今日一日を過ごしてしまいました。お棺に納まった父親の穏やかな顔に、私も父に感謝して、胸をなでおろしています。

 明日は午前10時30分に自宅を出棺。同11時30分から湯沢市にある湯沢雄勝広域圏「湯沢火葬場」で荼毘に付し、葬儀は隣接する「JA葬祭会館・翠翔殿」で午後2時から。同所で35日の法要も済ませて一献を交わし、父の遺骨とともに自宅へ帰るのは午後6時頃。それから、地域の宗教行事である「ふだらく」や「南無阿弥陀」を行います。私は喪主として、父の今日までの労苦に感謝し、精一杯にその役割と責任を果たしたいと思っています。 

by shouichiro_sato | 2007-03-17 23:32 | 家族・仲間 | Comments(0)  

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