今日も忙しい一日でした
2007年 03月 02日
工事現場の近くには岐阜大学付属病院があり、朝礼の時に現場監督が「救急車両が来たときには最優先で通路を確保すること」を毎日指示していますが、今日は緊急事態が2回ありました。2車線の道路の1車線を規制して拡幅のための舗装工事をしていることから、現場は朝から渋滞しています。そこに救急車のサイレンが聞こえ、赤色灯が見えてきました。私たち作業員はもちろんのこと、建設機械のオペレーターや監督達も一斉に作業を中断し、救急車の通路確保に走り出しました。その結果、規制車線に誘導して一気に渋滞から抜け出すことに成功し、一安心。誰ともなく「助かってくれればいいな・・・」と呟いて救急車を見送りました。
午後にもそうしたことがあり、さらにスムーズに誘導できました。連携の取れた現場の対応に、救急隊員もマイクで「ご協力ありがとうございます」の声。汗を流して仕事をしている最中でしたが、それぞれが社会の一員としての役割を果たしているようで、嬉しく感じた一時でした。そんな出来事があったので、忙しくても爽やかな気分で帰って来たのです。
それにしても岐阜市に来てから、救急車のサイレンの音を聞かない日はありません。宿舎が長良川に架かる橋の近くにあることにも起因しましすが、市の中心部を長良川が流れており、それに架かる主要な橋を渡らなければ救急病院にはアクセスできないからでしょう。午後11時をまわった今もまた、救急車のサイレンが通り過ぎてゆきました。「病気なのか、事故なのか?」。見知らぬ土地ではありながら、「大丈夫だろうか」などと、思ったりしてしまう私です。
by shouichiro_sato | 2007-03-02 23:11 | 出稼ぎ | Comments(0)