天皇杯に向けて
2007年 02月 24日
冒頭、県体育協会の蒔苗昭三郎会長が先般行われた冬季国体スキー競技に関して、「競技団体の意気込みがすごかった。鈴木洋一・県スキー連盟会長は大会が始まる前から、これだけの準備と練習をしていれば総合優勝は間違いないと言っていた。特に花輪の競技会場では地元の皆さんの声援も素晴らしく、選手にとっては大きな力となった」と、競技団体や地域の盛り上げがスキー国体史上、初めての総合優勝につながったと報告されました。
本大会まであと7ヶ月に迫った今、競技会場や練習環境も整い、ふるさと選手の招聘など選手の補強も進んで競技力も向上しつつありますから、あとは選手諸君が持てる力を存分に発揮できるよう、競技団体などが士気を鼓舞する活動を展開することを確認してきました。天皇杯獲得のために結果を出すことも大きな目標ですが、(勝負は時の運でもあり)悔いのないように準備をして本番を迎え、悔いなくプレーしたかも重要です。
幸い22日(木)夜、羽後町で羽後高校ホッケー部後援会や同校ホッケー部OB会、同校ホッケー部保護者会、それに県ホッケー協会も参加して、「平成19年秋田わか杉国体ホッケー競技後援会(会長・猪岡専一ホッケー部後援会長)」が発足しました。羽後町での国体開催は初めてであり、まして半世紀に一度の地元国体である以上、多くの皆さんの協力を得て大会を成功させたいと、選手を支援するための募金活動などを行うことを決めています。
さらに、大会期間中の民泊組織も結成されて、徐々に町民の関心も高まってきています。施設整備から選手強化まで、町の財政負担も大きくなっていますが、「国体という国内最大のスポーツイベントを通じて、町民の皆さんも大きなエネルギーを吸収してもらいたい」のが、ホッケー競技の誘致に拘った一人としての願いですので、協会としてもさらに頑張っていきたいと思います。
蒔苗会長は最後に、「秋田県も国体開催が決まってから10年余、50億円もの財政負担をしてきた。しかしこれは、秋田県の将来に対する『投資』だと思う。」と話していましたが、私も同感です。選手のみならず、かかわった多くの人たちにとって、必ずや大きな財産となると確信しています。
by shouichiro_sato | 2007-02-24 21:41 | 秋田わか杉国体 | Comments(0)