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少ない雪に驚きました

 今年は雪が少ないとは知っていましたが、やっぱり驚いてしまいました。

 先月23日に帰省した時より、今日のほうがさらに少ないように感じました。名古屋からの飛行機で大曲上空にくると、真っ白な仙北平野ではなく、所々に田圃の土が見えるではありませんか。秋田市周辺や由利本荘地域の沿岸部には雪など全くなし。とても2月下旬とは思われない風景でした。

 我が家の周辺もそうです。例年なら屋根から滑ってきた雪で、家屋の周りは排雪しなければならないはずなのに、雪の山は小さく、もう春先のような状況で、なんか不思議な感じです。

 雪でも雨でも気温でも、平年並みでないと「異常気象」と表現される昨今ですが、「このままで大丈夫だろうか?」などと、余計な心配もしてしまいます。

 事実、同じような暖冬だった平成5年には、夏になってから低温と日照不足が東北や北海道を襲い、コメの作況指数も全国で「74」の著しい不良。コメ不足が生じて外国から緊急輸入される事態になっています。こんな記憶も生々しいだけに、何となくこれからが心配になってくるのです。ただし、気象庁が昨日発表した暖候期(6~8月)予報では気温は高めで、降水量は平年並とか。そうであれば安心なのですが・・・・・。

 早くも子吉川水系では「渇水対策」の協議が始まったとも聞きました。去年のような大雪も、除雪経費が膨大になったり、日常生活にも支障がありましたが、あまりに少ないのも問題になってきます。水不足が心配される地域では、今から対策を検討しておくことが重要でしょう。「備えあれば憂いなし」です。 

by shouichiro_sato | 2007-02-23 22:34 | 今日の出来事 | Comments(0)  

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