お風呂、パートⅡ
2007年 02月 18日
天気も回復し、「お日様も長くなったものだ」などと話しながら仕事をしていましたが、終わってみれば午後7時。宿舎へ帰ったら8時を過ぎていました。早速、同僚達はお風呂場に直行したものの、どうしたことか「冷たい状態」。そういえば今日は日曜日で、秋田班全員が関市に行っていましたし他の寮生も自宅に帰っており、宿舎には誰もいませんでしたからお湯が冷まってしまったのでした。早速リーダーがお湯を入れ替えて事なきを得ましたが、笑うに笑えない話です。
ところで私は、かつて2年間もお風呂のない生活を経験しています。派米農業研修生としてアメリカで生活した時には、ワシントン州モーゼスレークにあるビックベント・カレッジの寮はシャワーだけ。実習で滞在したアイダホ州やオレゴン州の農場の宿舎もシャワーしかなく、ゆっくり湯船につかることはできませんでした。そんな訳で、日本に帰ってきて自宅の小さなお風呂でも、手足を伸ばした時にはつくづく「幸せだな・・・」と感じたものです。
ビジネスホテルのユニットバスや家庭用の一般的なお風呂にはあまり大きなものはありませんが、やっぱり広々としたお風呂はいいですね。銭湯や温泉施設はもちろんのこと、大きなお風呂は気持ちも安らぐような気がしてきますから不思議です。ちなみに宿舎のお風呂は一度に4~5人が利用できます。
しかし、日本人のように湯船に浸かって安らぎを感じている人たちは、地球上の人々のほんの一部でしょう。国によって暮らしの環境が違うとはいえ、人間誰でも大きなお風呂に入ったら、幸せな感じになるに違いありません。私は、日本の大きな風呂は世界に誇る文化だと思っています。
by shouichiro_sato | 2007-02-18 23:21 | 出稼ぎ | Comments(0)