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恵みの雪

 天気予報によれば、昨夜の岐阜県美濃地方は雪(降雪確率70%)。岐阜市などでも遅くから未明にかけて10cmほどの積雪になるとのことで、夜間作業は中止になりました。一昨年は秋田班の作業員も、何回か早朝の除雪作業を依頼されたそうで、こうした時は油断できません。静かな夜でしたので、もしかしたら銀世界かと思って眼を覚ましましたが、幸いなことに雪はなし。周囲の山々だけが真っ白になっておりました。

 暖かい日が続いていた今年の冬も、2月になった途端に日本列島へ寒波が襲来。北海道から九州まで、日本海側を中心に各地で雪となっています。平年の2月の雪であれば、「暦の上ではもうすぐ立春。早く止んでほしい」となるのですが、今回の雪は「恵みの雪」となっているようです。

 特に、来週の10日(土)から「秋田国体冬季大会」が開かれる仙北市や鹿角市、由利本荘市の関係者はホッと胸をなでおろしているに違いありません。雪不足を前提にコース整備計画を練り直してきたでしょうから、まさに恵みの雪。良いコンデションで全国の選手を迎えてほしいものです。

 そして今月の中旬には、小正月の行事が県内各地で行われます。10日には全国的な話題となっている「紙風船上げ」(仙北市西木町)と「刈和野の大綱引き」(大仙市刈和野)。その後は「犬っこまつり」(湯沢市)、「かまくら」(横手市)、「竹うち」(美郷町)など、秋田を代表する冬の伝統行事には、雪の舞台が欠かせません。既に湯沢市のように、会場に雪を運んで準備をしているところもあります。まつりの関係者をヤキモキさせてきた暖冬の毎日でしたが、この雪で環境は整ったということでしょうか。お天道様も悪戯が好きですね。

 雪がなければできないことも多くありますが、雪国でも雪が少なければ日々の暮らしには好都合。家を留守にしているものとしては、大雪や豪雪にはならないように、願っております。

by shouichiro_sato | 2007-02-02 19:01 | 秋田県 | Comments(0)  

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