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急遽、秋田に帰ってきました

 昨夜の仕事に向かう直前、我家から電話がありました。「ジーちゃんの具合がよくない。今朝はベットから起きられず、意味不明なことを言っている」というのです。正月に帰省した時の父は、年越しの食卓では元気でしたがその後は急速に体力が衰え、このまま春まで頑張れるか心配でしたので、私は「万が一」に備えた家族の危機管理マニュアルを書いて、岐阜の職場に戻っていました。

 そして午前6時過ぎ、夜勤明けで宿舎に帰る車の中に第2報。「今、救急車を呼んでいます。意識が朦朧としており、手足が痙攣している」とのこと。程なく救急車が到着し、隣近所の協力を得て町立羽後病院に搬送。私は父の病状について事前に把握していましたので、すぐさま急変することも無いと判断して、宿舎で連絡待ち。妻も秋田に行く欠かせない仕事があり、予定通りに行動することにしましたが、8時頃の第3報は「主治医の先生は、息子さんにも知らせたほうがいい」。急遽、秋田に帰ることにしました。

 岐阜市から中部国際空港(セントレア)まで、名鉄特急で1時間10分ほど。午後2時30分発の便で帰り、秋田空港で妻と合流して病院へ着いたのが午後5時。初期の対応が良かったためか、父の容態は改善しているようで、主治医の先生も「意識レベルが回復してきた模様だ」と詳しく状況を説明してくれ、私も安心しました。しかし、あらゆる事態も受容しなければなりません。

 そんな訳で当分の間は羽後町の自宅に滞在します。

 それにしても、親切・丁寧な病院の対応には感謝しています。医師不足や赤字経営に苦悩している公立病院が多い中で、頑張っている町立羽後病院。スタッフの機敏な動きや笑顔に、嬉しくなりました。身近なところにこうした医療機関があり、地域の皆さんがどんなに助かっていることか。一人の患者の家族として、感謝したいと思います。 

by shouichiro_sato | 2007-01-23 22:26 | 家族・仲間 | Comments(0)  

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