今年は「選挙の年」です
2007年 01月 03日
3月30日告示、4月8日投票の県議会議員選挙は、新しい定数が45(3減)。選挙区も市町村合併を受けて17から14に再編されました。立候補を予定する顔ぶれも出揃った感じで、後援会の事務所開きを行うなど、いよいよ前哨戦にも熱が入ってきています。特に現職では45人中、議長経験者などベテランを中心に9人もの議員が不出馬を表明し、それぞれが後継者を擁立するなど、世代交代の様相も呈しています。
中でも、昨年末現在で定数13に18人が立候補を表明している秋田市選挙区。定数4に7人が表明している能代市・山本郡選挙区、定数5に9人が表明している大仙市・仙北郡選挙区などは有力新人も多く激戦の模様。さらに、鹿角市・郡(定数2に3人)、大館市(同3に4人)、由利本荘市(同4に5人)、湯沢市・雄勝郡(同3に4人)などは、実力者ばかりで混戦が必死。定数1の潟上市では女性同士の一騎打ち、にかほ市では現職と元職の一騎打ちが予想されるなど、注目を集めています。
さらに、7月5日公示、同22日投開票が見込まれる参議院議員選挙は、現職の自民党・金田勝年氏に挑戦する民主・社民両党の統一候補も年末に決定し、共産党を含めた三つ巴の戦いになる公算です。選挙は半年以上先のこととはいえ、昨年9月に発足した安倍政権への国民審判の意味合いもあり、今月25日に召集される通常国会の審議の行方によっては、どんな「風」が吹いてくるかわかりません。
県議選はあと2年となった寺田県政の動向を左右するばかりか、参議院選も連立与党にとっての正念場であり、選挙結果は県政界の今後に大きく影響してきます。年明けとともに、「励ます会」やリーフレット(後援会の討議資料)等を通じて、立候補予定者の主張や公約を知る機会も多くなりますから、大いに関心を高めていきましょう。
立候補予定者の皆さんも自分の意見や特徴(セールスポイント)を前面に出して、万全の準備を進めてください。期待しています。
by shouichiro_sato | 2007-01-03 20:43 | 秋田県 | Comments(0)