大晦日
2006年 12月 31日
そう言えば、昨夜の忘年会に参加していた仲間も3人の子どもの父親ですが、「今年は誰も帰ってこない。東京にいる長女の所へ、大学生の妹も息子も行くみたいだ。初めて自分たち夫婦と祖父ちゃん祖母ちゃん、4人の正月だ。」と言っていましたから、子どもたちが自立してくると、正月の光景も変わってくるもんだと思いました。チョット寂しいものですね。
私は、今朝までかかってようやく書き上げた年賀状を郵便局で投函した後、家の前にある松の木の枝を切って門松に仕立て、昨夜から30センチは積もった雪を(除雪機で)吹き飛ばして玄関前を清掃。仏壇や神棚に手を合わせた後、父母や息子と一緒に座敷で昼食をいただく年越し行事となりました。父母の入院と手術のことや息子が帰って来たことなど、我が家の一年間を振り返りながら、こうして家族で食卓を囲める幸せ、健康でいれる喜びを皆で確認しました。
元気なときには当たり前のことでも、80歳を超えて身体が不自由になってきた父を見ていると、つくづく「健康でいれる」ことのありがたさが身に染みます。誰でも健康で長生きすることを望んでいますが、年を重ねれば身体が不自由になってくることも避けられません。こんな時こそ家族の力が支えになるはず。そうした支え合いこそ「家族」の役割でもあります。
少子化が進む中で、秋田を離れた子供たちも帰ってこなくなったら、お正月も寂しくなってしまいます。「家族の笑顔」を取り戻すためにも「元気な秋田」を創造しなければなりません。華やかな「紅白」のステージを見ながら、どこの家庭にも一家団らんの幸せがあるようにしなければならないと思いました。
さて、いよいよ今年も残すところ1時間半。3月から始まったブログ「さとう正一郎日記」も今日で第197号。ここまで続いてきたのもご愛読いただいている皆さんのお蔭です。心から感謝するとともに、皆様にとって新しい年が良い年になりますように祈念申し上げ、今年の締めくくりと致します。
by shouichiro_sato | 2006-12-31 22:30 | 家族・仲間 | Comments(0)