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「大吊橋」に行ってみたい

 夜間勤務で宿舎へ帰ってからは、「朝湯に朝酒、朝寝」が定番ですが、目が覚めるのは午後3時過ぎ。それからメールチェックや全国紙のHPを見て、普段は出勤前にブログの書き込みをしています。そんな中で、今日は朝日新聞・大分県版に「ビックリした」ニュースを見つけました。

 歩行者用としては日本一の長さを誇る大分県玖珠郡九重町の「九重“夢”大吊橋」が開通して一ヶ月。連日、全国各地から観光客が押し寄せ、たった24日間で年間目標の30万人を突破したというのですから、驚きます。この大吊橋は鳴子川渓谷にかかる長さが390メートル、高さが173メートル、幅1.5メートルの人道大吊橋で、10月30日に完成しました。日本の滝百選に選ばれた「震動の滝」をはじめ、九酔渓や遠くには九重連山の雄大な景色が眺められるとか。

 人口11500人。一般会計の規模は66億円程の町にとって、総工費19億2200万円は大事業。まさに町の命運をかけた取り組みです。

 平日でも普通車200台が収容できる駐車場は30~40分待ち。周辺8ヶ所に設けた臨時駐車場からシャトルバスで案内しているといいますから、ビックリしてしまいます。当然、近くにある食堂やレストランは「こんなにお客さんが増えるとは」と、嬉しい悲鳴です。予想をはるかに超える反響に町の担当職員も困惑しているそうですが、頑張ってほしいものです。

 九重町は平成の大合併に参加せず、「自立」をめざした町。そうした町にはやはり「気骨」があります。その地域に潜在する特色を引き出し、個性ある生き方をしようという信念です。かつて鉱山で栄えた秋田県小坂町が「明治百年通り」を再現したように、歴史や自然環境と文化を活かして頑張る地域には魅力があります。大分県九重町の「夢大吊橋」、是非とも行って見たいですね。 

by shouichiro_sato | 2006-12-02 21:32 | 社会・話題 | Comments(0)  

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