NHK紅白歌合戦、出場者決まる
2006年 11月 30日
その名簿を見て、「さて、この方はどういう歌を歌う人だったろう」と、自分の無知に恥ずかしくなりました。音楽は好きですが、好きな番組は「NHK歌謡コンサート」や「BS日本の歌」など、このところは専ら演歌系ばかり。ですから、演歌歌手を除いてはほとんど知らない人やグループです。
NHKはそうした視聴者がいることを十分承知して、紅白のホームページでは今年の企画について次のようにコメントしています。
《現代の日本は、あらゆる世代で、それぞれの価値観やスタイルがあり、世代間のコミュニケーションが少なくなっています。今年の紅白は、『愛・家族~世代を超える歌がある~』をテーマに掲げ、歌の力で「世代間のつながり」や「家族のつながり」を、取り戻したいと願っています。高齢者がメロデー豊かでメッセージ性の高いJ-POPに驚き、若者は日本の文化を彩ってきた演歌に親しむ、選び抜かれた54組の歌手と司会陣で、まさに世代をこえた「あたたかい紅白」を実現します。》
そうでしたか。音楽から見た分類では私は高齢者に属するんですね。納得です。
それはともかく、様々なジャンルの歌に接して、世代間のつながりを深めることは大賛成。我が家でも大晦日は家族揃って、必ず「紅白」にチャンネルを合わせていますから、今年はどんな構成で楽しませてくれるのか、期待しています。
参考までに、ビデオ・リサーチによると昨年の紅白の視聴率は、最も高かったのは名古屋地区で、第一部(前半)が40.2%、第二部(後半)で51.1%。逆に最も低かったのは最一部が札幌地区で26.7%、第二部が北部九州地区の33.4%でした。20年以上前までは視聴率が70%を超えていた国民的行事でしたが、国民の価値観も多様化しています。
by shouichiro_sato | 2006-11-30 18:06 | 社会・話題 | Comments(0)