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「あきたこまち」と「ハタハタ」

 日曜日は宿舎の食堂が休みのため、徳山ダムからの帰りに同僚と近くのスーパーに買出しに行ってきました。岐阜市内でも中堅の店で、多くの家族連れで賑わっています。

 私はスーパーに行くと必ず食品売り場、特に野菜や魚、肉などのコーナーを見て回ります。「新米入荷中」の張り紙に目が留まったのでお米の売り場に行くと、なんと「あきたこまち」がありました。それも、全農秋田精米センター(秋田市寺内)で産地精米した新米です。よく見ると、そこに山積みされているのは地元の岐阜県産「ハツシモ」と我が秋田県の「あきたこまち」だけ。何となく嬉しくなり、5kgと10kgの袋を取って何度も確認してしまいました。「あきたこまち」の袋には消費者へのプレゼントとして、「劇団四季」の観劇券などが当たるシールも付いていて、販売促進活動もバッチリの様子です。

 「もしかしたら、ハタハタもあるかもしれない」と思ったのは秋田県人だからでしょう。鮮魚コーナーを探すと、冷凍物がありました。野菜でも果実でも、魚でも肉でも地域差などなくなっているんですね。全国の食材が何処でも手に入るのですから、流通業界の進歩は素晴らしいものです。

 同店の年末商戦のカタログを見れば、全国の食べ物や名物が満載されています。しかし、秋田県産の品物は少なく、残念です。優れた食材は豊富にあるのですから、商品化する知恵と販促技術(売り込み)を開発しましょう。しっかりした商品で流通ルートに乗ることができれば、すぐにも全国展開が可能な時代ですが、「きりたんぽセット」や「稲庭うどん」などの商品しか紹介されていませんでした。

 ところで、秋田の初冬といえば「季節ハタハタ」。このところは高級食材になってしまった感じですが、もうそろそろでしょうか。今では年中売られているものの、やっぱりこれからの生ものがいいですね。岐阜でも店頭にでるかしら?。

by shouichiro_sato | 2006-11-20 18:03 | 出稼ぎ | Comments(0)  

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