今日行われた「第101回増田の花火」。最後のプログラムは小松煙火工業創業百四十周年記念として同社が提供した「正二尺玉」でした。
(写真・500m上空で直径500mに開花した正二尺玉。見事な花火に大歓声です)
小松煙火工業(大仙市内小友)は全国花火競技大会・大曲の花火で内閣総理大臣賞を受賞している業者で、増田の花火とは昔からご縁が深かったとか。5月に亡くなった同社4代目社長で現代の名工・故小松忠二さん(享年84歳)は、若い頃にリヤカーに花火玉を積んで増田に来ていたと話しており、愛着のある場所だったとのこと。
「割物の小松」と称賛され、今もその技術と完成度が全国から注目されています。先代社長の追悼を兼ねた大事な花火、それも「正二尺玉」が、増田の夜に大きく開きました。