秋田県でまたも悲しい事件がありました
2006年 11月 14日
事件発生の当初から不自然な死亡状況でしたが、この春の藤里町の事件に続いて、またもや母親が容疑者であり、ショックです。特に今回は、以前から虐待の問題があり、親子が居住する自治体などの関係機関が申し送りをして、注視してきた家庭環境にあっただけに、結果として子供を守ってやれなかったことも悔やまれます。
今まで明らかになった犯行の動機は「カッとなった衝動的」なものとか。しかし、2度の離婚を経て現在は内縁の夫と暮らし、その上に出会い系サイトで知り合った男性(ともに逮捕された容疑者)とも交際しているとも報道されていますから、母親の普段の行動にも驚いてしまいました。子供が行方不明になったと嘘を言い、泣きながら探し回ったりする悲劇の母であったものの、夫には告白していたとのニュースもあり、複雑怪奇な女性の心は理解できません。
悲しい事件が起きた一方で、秋田県では結婚難と少子化問題が拡大しています。そして離婚も増えています。結婚と離婚についてとやかく言うことは控えますが、もう少し「お互いに力を合わせて頑張ろう」という気持ちを持続することができないものかと思います。今回の事件も、そうした夫婦の絆が強ければ防げたのではないか。家族の関わりがもっとあれば難しい子育ても乗り切れたのではないか、などと考えてしまいます。
「秋田県」のイメージチェンジには、こうした事件を繰り返さないという一人ひとりの心がけと、(少しばかりおせっかいでも)隣近所のコミュニケーションを確認することから始めましょう。
by shouichiro_sato | 2006-11-14 23:24 | 社会・話題 | Comments(0)