任期満了に伴う秋田県知事選挙は、20日の告示まで1週間となりました。立候補を予定しているのは元県議会議員の鈴木健太氏(49歳)と元副知事の猿田和三氏(61歳)、それに立候補に必要な供託金の工面をしているという合同会社代表社員の佐藤琢磨氏(49歳)ですが、鈴木氏と猿田氏の事実上の一騎打ちとなる見込みです。
二人の陣営では1月から県内各地で集会を重ねており、政策リーフレットなども配布。準備作業として選挙遊説や確認団体が使う自動車の手配、ポスターやハガキ(4万枚まで)、法定ビラ(証紙を貼って13万枚まで配布可)の作成も進んでおり、届け出書類(選挙公報の原稿も含む)の事前審査も行われています。
今後は16日に、秋田市で日本青年会議所東北地区秋田ブロック協議会が主催する候補予定者による「公開討論会」が行われます。また、各新聞社などからの候補予定者へのアンケート(質問)に対する回答も準備され、政見放送の収録も行われます。あとは遊説日程などの詳細を調整し、告示を待つばかりとなりました。