「吉野家」の朝定食は美味かった
2006年 11月 12日
「皆さん、一生懸命に頑張っているんだな」と思ったら、急に朝から腹立たしいことを思い出してしまいました。10日に発表された会計検査院の「平成17年度決算検査報告」によると、最も問題となる不当事項の支出105億円余の内、厚生労働省が75億円余。その内容も全国の47労働局すべてで嘘の契約書を作って不適正な会計処理を行い、平成11年から16年の間に27億円余の庁費を支出していました。さらに悪質なのは、旅費の不正支払いや超過勤務手当ての不適正支払いなども秋田など17労働局であり、中でも鹿角公共職業安定所では庁費の横領と疑われる行為もありました。
何ということでしょう。「不適正な支出」などという役所用語より、やはりこれらも「裏金つくり」と一緒です。それも全国の労働局で行われているのですからすから、開いた口がふさがりません。10年程前の食糧費問題などをきっかけにして、公費の支出について改善・見直しが求められてきたのに、未だに組織的に行われていたとすれば厳しい対応が必要です。
地方では有効求人倍率もまだ低く、仕事を探して四苦八苦しているというのに、そうした実情を最も肌で感じて頑張ってもらいたい厚生労働省、その最先端の現場がこうではガッカリしてしまいます。今一度、会計担当者には納税者の視点と感覚で無駄な執行をしないよう、求めます。
尚、吉野家には「当店はアメリカの牛肉を使用しています」「12月1日より(昼時限定で)牛丼を毎日販売します」 との張り紙がありました。格安で美味しい牛丼ファンは大勢いますし、私も「380円の並み盛牛丼」大好きですから、楽しみです。
by shouichiro_sato | 2006-11-12 16:30 | 出稼ぎ | Comments(1)
なぜ国産牛肉は、高いのでしょう。国産牛で吉野家の採算が取れるためには、どうしたら良いのでしょう。
私たちは賃金が低いので、食費を落とします。経営者は利益が低いので賃金を落とします。賃金は高く、食費も高くという時代はもうこないのでしょうか。これでも、景気は回復しつつあると言う、社会の仕組みが解からなくなりました。