秋田県知事選挙の告示まで、あと一ヶ月余り。立候補を予定している元県議会議員・鈴木健太氏と元副知事・猿田和三氏の2人は、県内各地で連日、「語る会」を開いています。県内25市町村で計画されており、どの会場も多くの皆さんが参加して大盛況のようです。
私の知っている知事選は、昭和50年(1975年)に「若い世代の架け橋に」をスローガンにした故小畑勇二郎氏が、6選を果たした時からですが、その後の故佐々木喜久治氏、寺田典城氏、佐竹敬久氏の選挙戦は、候補者が立候補を表明した時期が遅く、各市町村で県政への意気込みや政策を語る機会はほとんどありませんでした。
その意味で今度の知事選挙は、候補予定者の政治活動ポスターが早くから県内に張られたり、政治団体のリーフレット(討議資料)と人柄や政策を紹介するビラを数回も配布。FacebookやX(旧Twitter)などのSNSを使って日常の政治活動を紹介するなど、過去にない前哨戦?が展開されています。
地域でも知事選の話題が出るようになってきましたから、県民の皆さんの関心も徐々に高まっているように感じます。