酒米研究会

　東北の灘といわれる秋田県湯沢市で、毎年行われている「ＪＡこまち酒米部会生産者大会」と「酒造好適米品評会授賞式」が開かれました。

　（写真・挨拶する由利稔幸ＪＡこまち酒米部会長。湯沢グランドホテルで）

　昨年は豪雨と高温に見舞われるなど、コメ作りにとっては厳しい一年でした。さらに主食用うるち米の販売価格が高騰し、加工用米を生産する農家にとっては複雑な思いだったと推察されますが、蔵元に高品質の酒米を届けられるよう努力した成果が紹介されています。

　大会では「需要に即した計画的生産」「栽培指導の強化と品質の高位平準化」「産地間競争に勝つための良質米安定生産」の３点に取り組むと決議しました。