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「最後の最後まで」

 秋田県議会2月議会が始まり、4月の任期満了で退任する佐竹敬久知事が冒頭、知事説明を行いました。

 これまでの歩みを「国内外における社会経済環境の急激な変化に加え、激甚化・頻発化する自然災害、世界的パンデミックを引き起こした新型コロナウイルス感染症といった数多くの課題や難局を幾度も乗り越えながら、常に、県全体としての元気創造に挑み続けてきたと自負している」と回顧。4期16年を振り返り、洋上風力発電の開始や輸送機・情報関連の企業誘致、農業での複合型生産構造への転換、あきた芸術劇場の整備、子育て支援の充実などについて取り組んできた実績を説明しています。

 一方、県の最重要課題である人口減少問題については、「必ずしも満足できる成果を得るには至らなかった」として、「地方の取り組みだけでは自ずと限界があり、国において都市と地方の在り方について明確なビジョンを示し、その実現に必要な環境を整備する責務を負うべきもの」との考えを示しました。

 「任期は残り2か月余りとなりますが、就任以来、私が目指してきた本県の将来ビジョンは、今、その姿が少しずつ形を成しつつある。最後の最後まで、県政運営に全力を尽くす」と結んでいます。

by shouichiro_sato | 2025-02-03 21:45 | 秋田県議会 | Comments(0)  

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