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異例の対応

 秋田商工会議所の政治団体・秋田商工政和会は、任期満了に伴う今春の秋田県知事選挙について、前副知事の猿田和三氏(61歳)と前県議会議員の鈴木健太氏(49歳)の2人を推薦することを決めました。今まで知事選で複数人を推薦した例はなく、異例の対応です。

 過去の知事選の場合、全県規模の商工団体や農業団体などは、現職または保守系の候補者を推薦してきました。今回は自民党秋田県連が特定の候補を推薦しない「自主投票」の方向(最終的には11日に開かれる県連の総務会で決定)にあり、猿田氏と鈴木氏はともに経済団体とのつながりも深く、それぞれの支持者がいることから、特定の人に絞れない背景があるようです。

 一方、県内最大の労働組織・連合秋田は、7日に開いた新春賀詞交換会で小川純会長が「構図が概ね固まってきた。早期に方針を明確にしたい」と述べています。現時点では猿田氏から推薦依頼があるとのことで、判断が注目されます。

by shouichiro_sato | 2025-01-08 23:20 | 地方自治 | Comments(0)  

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