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110億円増

 県は新県立体育館の整備・運営事業の入札で、7月の入札公告に参加を表明していた設計業者や建設業者などでつくる4グループが全て辞退したことについて、これまで254億円としていた事業費を110億円引き上げ、総額364億円とする方針を明らかにしました。

 昨年5月の計画当初では施設整備の予算は170億円、12月には建設予定地に決まった八橋運動公園内の丘の再整備が必要だとして190億円に増額。さらに今年5月には物価高騰を理由に200億円に膨らんでいました。そして今日、現計画の体育館を整備するにはさらに5割以上となる110億円の追加が必要だとのこと、・・・・・異常?な事態です。

 県では専門のコンサルタントに依頼して整備費の基本設計と積算を行っており、6月議会では計画の予算(債務負担行為)を認めてきましたが、たった3ヶ月でこれほどまでに上昇するとは・・・、想定外です。当然、PFIの事業手法で計画していましたので、運営費54億円もこれから上昇すると思われます。

 364億円は能代市や湯沢市の普通会計決算額を超える規模であり、改めて事業計画を抜本的に見直し、施設の内容や運営方法について(県財政の)身の丈にあったものに再考する必要があるでしょう。

by shouichiro_sato | 2024-11-19 21:40 | 秋田県議会 | Comments(0)  

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