両院議員懇談会

　自民党はきょう、先の衆院選を総括する両院議員懇談会を開きました。報道によると自民・公明の与党で７３議席も減らし、過半数に届かなかったことで石破茂総裁が謝罪。出席した議員からは執行部への批判や責任を問う意見がでたものの、直ちに石破氏の退陣を求める声はなかったようです。少数与党となった状況では、党を割るほどの対立になればさらに国民の支持が低下するという懸念、自民党が下野しかねない危機感があったものと思われます。

　一方、国会では特別国会に向けた与野党の協議が行われており、少数与党に転落した自民党が重要ポストである衆院予算委員長を立憲民主党に割り当てることに合意するなど、石破政権の国会運営は一層厳しいものになりそうです。