「終わり良ければ、すべて良し」
2006年 10月 25日
羽後会場では午前9時30分から、女子と男子の決勝戦です。小学校の児童達も応援に駆けつけ、お客さんも多くて大盛況。風も無く、暖かい日差しも戻って絶好のコンデションとなりました。優勝は女子が岐阜県の「ソニー一宮」、男子は愛知県の「名古屋フラーテルホッケーチーム」。ワールドカップにも多くの選手を送り出している両チームが前評判通りの実力を発揮し、圧勝しました。そして、「終わり良ければ、すべて良し」。高瀬・三輪・羽後の三中学校合同の吹奏楽隊の演奏で閉会式も引き締まり、大会は無事に終了しました。
これからのホッケー競技は、11月に全日本男子の選手権大会が行われ、同12日にはNHKテレビで決勝戦の模様が中継される予定です。年末にはアジア大会もあり、北京オリンピックの出場が決まる可能性もあります。今回の社会人大会で活躍した選手はほとんどが日本代表のメンバーであり、今後が楽しみです。5日間も国内最高レベルの試合を見続けたためか、ホッケー競技を身近に感じるようになり、(競技経験のない)私にとっても、貴重な体験でした。
1906年(明治39年)11月23日、東京の芝公園グランドで英国人が慶応義塾に教えたのが日本のホッケーの始まりで、今年は丁度100年目。来年3月10日には、東京・帝国ホテルで「百周年記念祝賀会」も開催されます。偶然にもそうした節目の時に、国体競技を羽後町で開催できることは嬉しいことです。財政事情が厳しい中で町当局も大変でしょうが、皆の英知を結集して、関係者はもとより町民の皆さんも喜んでくれる国体になるよう、頑張っていきたいものです。
関係者の皆さん、5日間ご苦労さまでした。私も今夜はゆっくりさせてもらいます。
by shouichiro_sato | 2006-10-25 18:00 | 秋田わか杉国体 | Comments(0)