解散・総選挙

　自民党の石破茂総裁は１０月１日に召集される臨時国会で首相に指名された後、新内閣を発足。４日に所信表明演説を行い、７～９日に衆・参両院で代表質問。その後に首相と野党各党による党首討論を行い、９日中に衆議院を解散する模様です。結果、衆院選挙を「１５日公示、２７日投開票の日程で行う方針を固めた」と報じられています。

　自民党にとっては「政治とカネ」の問題が未だに燻ぶっており、予算委員会等で政策論争をしても、「プラスな要因はない」という見方が強いのでしょう。新総裁が決まって政党支持率が若干回復してきた今が、最も影響が少ないと判断したのでしょう。さらに、解散までの期間が短ければ、野党が連携を模索する時間も少ないことになり、議席数の維持がし易いと思いますネ。

　ところで今夜、新内閣で復興相に内定していたとされる秋田県３区選出の議員が、急遽、辞退したとのニュースがありました。せっかくのチャンスに自ら辞退を申し出たとか。「次期衆院選に集中するため」と言われているようですが、大臣に就いた方が「選挙には有利ではないのか・・・・」。地元では「入閣で調整中」のニュースに喜びの声が上がっていたのに、一体どうしたのでしょう？。