きょう午前、横手市大雄の田圃で稲刈りをしていた男性(77歳)が死亡する事故がありました。コンバインに巻き込まれたものとみられます。秋田県では毎年9月から10月は農作業中の事故が多いことから、充分に注意するよう呼びかけていますが、残念なことになりました。
ところで、農業の現場では多くの高齢の皆さんが頑張っています。大規模に農地を集約して営農している方や農業法人などには若い担い手がいるものの、大半の農家は60~70代が主役です。農業機械などは大型化し、作業効率は向上していますが、一方では高齢者の事故が増えています。秋田県では去年までの10年間に、農作業中の死亡事故が44件起きており、今年も先月までに3人が死亡。13日には大仙市南外で水路に転落したコンバインの下敷きになって、農業男性(68歳)が亡くなっています。
また16日には羽後町で、町道と農道が交差する場所でバイクとトラックが衝突し、知人の男性(75歳)が死亡しました。圃場を巡回中の事故と思われますが、農業を営む地域のリーダーでしたので、残念でなりません。・・・・・衷心よりお悔やみ申し上げ、ご冥福をお祈りいたします。