第96回全国花火競技大会「大曲の花火」がきょう開催され、全国から選ばれた28社がその技を競いました。
台風10号の影響で一時は開催が危ぶまれましたが無事に今日を迎え、主催者はもちろん、楽しみにしていた花火ファンにとっても嬉しい日となっています。会場の大仙市大曲の雄物川河畔(花火公園)付近は開会前までは時折雨が降ったものの、昼花火の始まる頃から雨は止み、これまた嬉しいコンデションとなりました。
勿論、花火の内容はどれも素晴らしく、28社の尺玉2発(芯入り割物・自由玉)と創造花火、スポンサー提供の仕掛け花火や特別番組、それに大会提供花火など、総数1万8000発に及ぶ花火の数々に、大歓声が上がっています。花火の製造技術や構成は、やはり全国一に相応しい大会ですネ。
(写真・時おり風が無く、花火の煙が晴れずに残念な花火もありました)
ところで、競技大会ですからそれぞれの花火について審査員は評価をしなければなりません。28社それぞれの打ち上げのタイミングで、煙などがない状況ならいいのですが、中には前のプログラムの煙が晴れない中で打ち上げるケースも多くありました。特に今回は優勝経験のある花火師等の際に煙で尺玉や創造花火が良く見えなかったりして、会場からは「残念!」などとため息が聞こえています。時の運と言えばそれまでですが、どんな結果になるのか、気になりますネ。「煙の出ない花火ができればいいのに」と感じた次第です。