首長のパワハラ

　兵庫県知事の強引かつ我がままな言動や秋田県鹿角市長の職員に対する発言を巡り、「パワハラ」疑惑として調査が行われています。兵庫県知事は県政運営に対して「県政を良くするための指導であり、厳しく当たることはある」としながらも、パワハラの認識は全くなく、自らの言動を正当化しています。

　一方、鹿角市長はパワハラを否定していましたが、きょうの定例記者会見で「厳しく指摘することがあり、言動に問題があった」と謝罪しました。市長は今後、自ら研修を受講するなどハラスメント防止に努めるとしています。

　一連の報道から推察するに、県庁や市役所職員へのアンケート調査で「パワハラと思われる言動」は多数報告されていますが、ご両人の性格？なのか資質？なのか、自分中心で行動していたようですネ。

　兵庫県議会では調査のために文書問題調査特別委員会（百条委員会）が設置されており、３０日に知事が出席して証人尋問が予定されています。知事がどういう発言をされるのか、注目されます。