秋田県警察本部は20日、警視の異動を発表しました。警務部参事官兼教養課長兼捜査実践教養室長兼取調べ監察室長の男性警視を、警務部付としたものです。
新聞やテレビの報道によると11日午後10時前、秋田市内の公衆電話から「山王のマンションから煙が出ている」と火災発生の通報があったものの、警察と消防が現場に出向いたところ、火災の事実は確認されませんでした。その後の調べで、警視が虚偽の通報をした疑いがあるようです。公衆電話の近くには酒に酔ったとみられる警視がいて、付近に止めていた車には酒の缶があったようです。
これが事実だとすれば、県警で教養課長等の指導的立場にある警視の愚行に驚くとともに、1週間以上前の出来事を「事実を確認中」として、未だに曖昧にしている県警の姿勢にも疑問を持ってしまいます。
また同日には県南にある警察署の生活安全課長の女性警部が署付になり、副署長が生活安全課長事務取扱となる異動もありました。定期の異動時期ではない発令に、何があったのだろうと思ってしまいますネ。