横手市は市職員の不祥事や事務ミスが続いていることを受け、市長や副市長、教育長などの常勤特別職の5人を減給する給与条例の改正案を、26日に開会する9月定例市議会に提出します。
市では今年に入り、酒気帯び運転や窃盗の疑いで職員3人が横手警察署に摘発されました。さらに除籍謄本の誤交付などの事務処理ミスがあり、昨日は市営温泉施設で給与計算の誤りも明らかになるなど、8件が確認されています。
そこで、市長など特別職の減給案は月額10分の1、1ヵ月とのこと。しかし、減給は過去の事例に準じて決めているとは思いますが、「10分の1、1ヵ月」とは生温い感じがしませんか。特別職の皆さんはどれほど管理責任を感じているのか、この程度の処分案では職員に対して襟を正す効果?があるのでしょうか。
高橋大市長は「不祥事やミスの頻発を市役所全体の問題として重く受け止め、市民の信頼回復に努める。職員は緊張感をもって業務に臨んでほしい」と語ったと報じられています。特別職の皆さんは自ら範を示し、職員がもっと緊張感をもって業務に励むよう、しっかり指導してください。