「秋田牛」のブランドを推進する協議会が設立されて10年になりました。きょうは県内の生産者や購買者、関係団体の同志が集まり、同会の総会と交流会が開かれています。
秋田牛の歩みをみると、2012年、全国和牛能力共進会長崎大会で秋田県の義平福の産子が全国2位を獲得したのをきっかけに、14年に「秋田牛ブランド」がデビュー。15年には東京食肉市場で「第1回秋田牛枝肉共励会」を開催し、16年からタイ、17年には台湾向けに輸出を開始。18年までに大規模畜産団地が県内で19ヶ所整備され、21年には30ヶ所まで拡大。23年には年間出荷頭数が3000頭を突破しています。
秋田牛の特色は飼料用米を一定量給与しているため、肉は軟らかく、多汁性があり、旨味が強く、脂の口溶けが良いこと。皆さんにも是非一度、ご賞味いただきたいものです。