やっぱり、「野球」は素晴らしい
2006年 10月 12日
今夜、札幌ドームで行われたプロ野球パ・リーグのプレーオフ第2ステージは、北海道日本ハムが1-0で福岡ソフトバンクにサヨナラ勝ちし、25年ぶり3度目の優勝に輝きました。日本ハムは新人の八木、ソフトバンクはエース斉藤の両投手による息詰まる投手戦。私もNHK・BS1の生中継に釘付けでした。ゲームは9回裏、日本ハムが2アウト1・2塁から、稲葉のセカンド内安打の間に2塁走者・森本が好走塁でホームイン。悲願であった満員の札幌ドームで優勝を決め、ヒルマン監督も初めて宙に舞いました。
セ・リーグは10日、東京ドームで中日が巨人を延長12回、9―3で破って2年ぶり7度目の優勝を決めています。いつもは飄々としている落合博満監督も、試合途中から涙を流し、インタビューでは感涙で言葉が続きませんでした。死闘を展開した男の涙も、胸に迫るものがあります。これで、21日からの日本シリーズは「中日」対「日本ハム」、益々楽しみです。
高校野球界も早稲田実業の斉藤投手と駒大苫小牧の田中投手の活躍で盛り上がりました。夏の甲子園大会・決勝戦では延長の末、共に譲らず1-1の同点。翌日の再試合は4-3で早稲田実業が初優勝を遂げ、駒大苫小牧の3連覇を阻止しました。秋の兵庫国体でも同じ顔合わせの決勝となるなど、見ごたえのあるゲームが多くあり、全国のファンを楽しませてくれました。
そして、何といっても今年の快挙は、にかほ市のTDK野球部。都市対抗野球に過去8回出場しながら、白星を挙げたことのなかったチームが快進撃を続け、ついに昨年準優勝の日産自動車(横須賀市)を4-3で破って初優勝。秋田県民に大きな勇気と自信、感動を与えてくれました。
サッカーブームに押され気味の野球でしたが、やっぱり野球は素晴らしいです。一生懸命に頑張る選手のファインプレーや、球場全体を包み込むなんとも言われぬ興奮した雰囲気、いいですね。こまちスタジアム(秋田市)でのプロ野球の試合も増えてきましたし、秋田県出身の選手やチームがさらに活躍してくれれば、もっともっと楽しくなることでしょう。
勿論、少年野球、おはよう野球、500歳野球など、全~んぶ楽しいですね。確か、私にも何着かのユニホームがありましたから、今度はグランドに出てみたくなりました。
by shouichiro_sato | 2006-10-12 22:32 | 社会・話題 | Comments(0)