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「ホッケー競技」、雨の中で開始式

 どんなに悩んだことでしょう。関係者の苦労を思うと「チョッと気の毒」でした。

 何年も前から準備してきた篠山市の国体競技、ホッケーの開始式は午前9時から(野外で)雨の中で行われました。用意した駐車場(学校のグランド)も利用できず、選手も役員も、関係者も雨に濡れながらのオープニングセレモニーとなりました。勿論、雨天時の対案はあるのですが、昨夜のうちに決行することを決めていたということで、私は「何とも複雑な思い」で参加していました。気象条件をはじめ様々なアクシデントはありうることですから、常に最善の対策を用意しておく必要があります。全国の予選を勝ち抜いて、せっかく兵庫県まで来た選手の皆さんに喜んでもらうにはどうあればよいか。進行や演出、会場設定などについて良い勉強になりました。

 一方、隣の三田市ではハンドボール競技・成年女子が今日から開幕。午前11時10分からの一回戦最初の試合には「秋田県チーム」が出場します。早速、会場を移動して応援席に。成年女子には羽後町総合体育館に勤務する小野絹子選手が司令塔として出場します。「頑張れ!絹子」と、声を張り上げていたら、何と隣には大仙市から来た大応援団の皆さんがおりました。大仙市は来年の国体で、ハンドボール・少年女子や軟式野球、なぎなたの会場地であり、市役所と市議会の皆さん50人程が声援を送っておりました。

 「秋田」対「大阪」の試合は、大阪教育大学の学生を中心とした大阪チームがエネルギッシュな動きで頑張り、前半は14ー15で大阪リード。しかし後半、秋田の社会人チームは見事なテクニックを随所で発揮し、ついに同点。終了間際には逆転して1点のリードを守りきり、30-29で初戦を突破しました。小柄な選手が多いながらも、元気一杯にコートを駆け巡った秋田県チーム。素晴らしい試合でした。

 やはり、参加した以上はさらに上位を目指すこと。メンタルな弱さを克服して頑張りましょう。

by shouichiro_sato | 2006-10-06 17:50 | 秋田わか杉国体 | Comments(0)  

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