新庄・湯沢地域間高規格幹線道路建設促進同盟会(会長・佐藤英司山形県金山町長)の令和6年度総会が、山形県金山町農村環境改善センターで開かれ、東北中央自動車道となる新庄と湯沢間の整備について、国土交通相東北地方整備局の山形・湯沢両河川国道事務所長から、今後の工事計画と見通しについて説明がありました。
東北中央自動車道の秋田県湯沢市と山形県新庄市を結ぶ県境区間は、未開通の横堀道路・真室川雄勝道路、金山道路、新庄金山道路の4工事区間が事業化されており、工事が進められています。その内、横堀道路(3.7km)は来年度に供用開始の予定と報告されました。再来年以降には新庄金山道路(5.8km)、金山道路(3.5km)と順次完了していく計画です。
一方、真室川雄勝道路(7.2km)は4トンネルと2橋梁で県境の雄勝峠を貫くことから、両県側から調査設計、支障移転補償、改良工事、橋梁工事、トンネル工事が同時並行で進められています。ただ、完成時期はまだ未定となっています。
(写真・真室川雄勝道路は最大の難所。国土交通相東北地方整備局湯沢河川国道事務所の資料から)