クマ対策を強化

　６月議会がきょう始まり、クマ対策などを盛り込んだ総額３４億円余りの補正予算案が提出されました。

　佐武敬久知事は冒頭の説明で「クマが国の指定管理鳥獣に追加されたことにより、国の支援が拡充され、対策への取組みが一層強化できる。適正頭数の管理や被害防止対策の強化を図る」と述べています。具体的にはクマによる人身被害や出没が多い地域で、藪の刈祓いなどを行い緩衝帯を整備や放置されている果樹などの伐採。狩猟者の銃器購入支援、新聞・テレビ等を使って県民への注意喚起を行うなど、緊急対策費５９８０万円を措置しました。

　県議会では１８日と１９日に一般質問。２０日から予算特別委員会の分科会と常任委員会。予算特別委員会の総括審査は７月２日と３日。議案への討論採決を行う本会議は５日の予定です。