2023年に秋田県内で生まれた子どもの数(出生数)は3611人で、17年連続で過去最少を更新しました。厚生労働省が5日発表した人口動態統計によると、女性1人が生涯に産む子どもの推定人数を示す合計特殊出生率は、秋田県では前年から0・08ポイント減って1・10となり、全国44番目。人口は全国39番目ながら、出生数は全国44番目と少なく、22年から381人減少してます。
(写真・2023年の人口動態統計を伝えるきょうの「秋田魁新報」より)
さらに、がん死亡率(人口10万人当たり437.5)と脳血管疾患死亡率(同173.4)は全国ワーストでした。食生活の改善や健康寿命日本一を目指した運動の展開、県立の循環器脳脊髄センターを設けるなど様々な取組みをしているのに、厳しい結果が続いています。・・・対策の抜本的な見直しが必要なのでしょうか。