今から60年前の昭和39年、羽後町に初めて誕生したスーパーマーケット。「主婦の店西馬音内店」として本町通りの旧西馬音内小学校入口付近に開店し、その後は旧西馬音内酒造の閉鎖に伴い、昭和61年に現在地へ移転して「主婦の店バザール」に。売り場面積や駐車場も広く、町民にとっては日々の生活に欠かせない、「台所」的な店舗でした。
その「バザール」があす31日で閉店します。バザールは湯沢市に2ヵ所と横手、大曲に大規模な店舗を展開していますが、生誕の地である西馬音内店は、町の人口減少などに伴い営業を続けることが困難と判断した模様です。新鮮な魚や総菜、豊富な品ぞろえが魅力でしたので、閉店は誠に残念です。
最後の2日間となったきょうは、開店前から多くの人で混雑し、店内は身動きが取れない程だったとか。我が家でも家族が食品や日用品をたくさん買ってきていました。(写真・閉店に伴い、「売りつくし市」をPRするチラシ)