参議院議員の長谷川岳氏(53歳、自由民主党)は北海道大学在籍中に「よさこいソーランまつり」を始めるなど、地域興しに熱心な方で、若い時から道民の支持を集めてきました。北海道選挙区で連続3回当選の中堅議員です。その長谷川氏が、普段の政治活動では道庁や札幌市の職員、道議会議員などに対して「威圧的な言動」を繰り返していたことが明らかになってきました。
その上、長谷川氏と面談するための出張が繰り返され、その回数も突出しています。情報公開による長谷川氏との面談記録(音声を含む)では、職員らを叱責する様子が記録されています。一体どういう事なのでしょう。
長谷川氏はこうした事実が明らかになると、「表現方法が時代にそぐわない」と述べ、あくまでも表現方法に問題があったとしていました。しかしこれは、表現方法などという問題ではありませんネ。そもそも彼の資質がそうした姿勢になっているのでしょうから、どうやって信頼回復していくのか。若くして北海道のリーダーとなった長谷川氏に期待していただけに、残念な報道が続いています。
長谷川氏に限らず、身近なところでもそうした言動をする議員がたまにいますので、自らも戒めたいと思います。