冬期間の通行止めが続いていた県道「仁郷大湯線」がきょう正午、通行が再開されました。東成瀬村の栗駒山荘付近と湯沢市の小安温泉を結ぶ路線の一部で、大型連休前に国道342号や398号が開通した後も「落石の恐れがある」として、今まで通行止めとなっていました。
(写真・落石の危険がある箇所などは毎年、改良工事を行っています)
仁郷大湯線は1974年(昭和49年)栗駒有料道路として全線が開通し、96年(平成8年)4月から無料開放された県道で、総延長は8.6km。須川温泉付近の国道342号交差点から西に向かって路線が始まり、須川湖や小仁郷沢などを通って小安の国道398号までの区間は、眺望はもちろんのこと、新緑から紅葉まで楽しめる観光道路です。
横手市増田方面から東成瀬村を経由し、建設中の成瀬ダムの見学や栗駒山への登山、そして湯沢市の小安や泥湯温泉まで、グル~ッと周遊できるようになりましたので、是非ともご来遊ください。