5月5日はこどもの日。県内は朝から好天に恵まれ、横手市では最高気温29.9度を記録するなど、26観測点のうち23地点で25度以上の夏日となりました。そうした中、南秋田郡八郎潟町では「願人踊」が行われました。
県の無形民俗文化財に指定されている「願人踊」は毎年5月5日朝に一日市神社に奉納され、その後は町内各地で門付けをしながら巡演。午後5時頃まで続きます。
(写真・JR八郎潟駅前から移動し、近くの民家の玄関先で披露される「願人踊」)
(写真・多くの見物客の前で披露される「願人踊」。八郎潟町役場庁舎の前で)
願人踊はリズミカルな歌に合わせて両腕を勢いよく振り上げる「一直おどり」と、歌舞伎・仮名手本忠臣蔵(五段目)を題材とした与一兵衛(ジッチャ)と定九郎(山賊)の寸劇で構成されており、一日市郷土芸術研究会の一行20人余が行っています。