世界遺産に登録された「北海道・北東北の縄文遺跡群」の保存や公開状況などの踏査を進めています。昨日は県内にある伊勢堂岱遺跡(北秋田市)と大湯環状列石(鹿角市)、きょうは青森県の是川石器時代遺跡(八戸市)と岩手県の御所野遺跡(一戸町)を訪問しました。
(写真・御所野遺跡では縄文の景観と文化を再現した公園が整備されています)
八戸市埋蔵文化財センター是川縄文館は2011年7月に開館した施設で、23年度の来館者は33596人。国宝の合掌土偶をはじめ重要文化財1626点が収蔵、展示されています。市内の埋蔵文化財調査を行い、縄文文化の展示と体験学習ができる場所。
御所野縄文公園は配石遺構を中心に、復元した土屋根の竪穴建物などで3つのムラが形成されており、敷地内に縄文文化を学べる博物館があります。6か国語でアナウンスされており、展示の内容や紹介も充実しています。