NHKが今月初めに行った世論調査によると、岸田内閣を「支持する」と答えた人は前月より2ポイント低下し23%。「支持しない」は1ポイント上がって58%でした。令和3年10月に岸田内閣が発足して以来、最も支持率が低かった昨年12月と全く同じ状況になっています。
(写真・低迷が続く岸田内閣の支持率。8日夜のNHKニュースより)
自民党の派閥の裏金問題が発覚した当初は「火の玉になって取り組む」と意気込んだものの、結果は何一つ真相が解明できず、党の規約に基づいて該当する議員39人を処分して幕引きを図ろうとしています。しかし、同調査では「納得できない」41%、「どちらかといえば納得できない」22%と、評価は厳しいものになっています。
岸田首相はきょう夕方、バイデン大統領から国賓待遇で招かれてアメリカに向け出発したものの、「外交の岸田」として成果を上げることができるのか、・・・・・それとも政権の花道になるのか。1週間の留守中、国内が平穏であることを祈念しております。