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農商工連携

 「湯沢雄勝農商工連携プラットホーム交流会」が21日に開かれ、目からウロコが出る話を聴いてきました。

 基調講演は美郷町にある(株)秋田食産・代表取締役佐藤良一氏による「視点と発想を変えた新たな経営の展開」。大手運送会社の支店長を退職して地元に帰り農業に挑戦。市場調査や販売戦力に基づき、コーヒーやバナナ、パパイヤなどの南国作物を栽培しながら、いぶりがっこの製造と加工商品の開発に挑戦。さらには夏秋イチゴも栽培していて、県内の6農家と協同で「秋田夏響」のブランドで販売を開始。何ともバイタリティーに満ちたお話でした。(写真・講演する佐藤氏。湯沢ロイヤルホテルで)
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 話題提供は、「新たなマーケットの開拓~地場産品輸出の取組みと可能性」のテーマで、(株)稲庭うどん小川・専務取締役小川選子氏が、コロナ禍の中で取組んできた自社製品の品質向上と海外への販売戦略を紹介。(有)石孫本店の石川耿一氏は「味噌醤油屋のビジネス展開~発酵と手造りの里を活かして~」のテーマで、地元産に拘っている味噌・醤油の原材料と本格的な手造り、伝統のある味噌蔵がお客さんの評価を得ていることを紹介してくれました。

 どのお話も、オンラインによる商談や情報交換、インターネットを活用した展開で、秋田県内産の素晴らしい商品を販売していました。交流会にはコメや大豆・ソバ・果樹・畜産などに係る管内の生産者、漬物や食品加工業、商工団体、行政関係者など多くの皆さんが参加しており、活発に意見交換が行われています。

by shouichiro_sato | 2024-03-22 21:58 | 産業振興 | Comments(0)  

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