人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ネオニコチノイド系

 「ネオニコチノイド系殺虫剤汚染と有機農業」と題する講演会があり、ネオニコチノイド研究会代表の平久美子先生(医師)のお話を聞いてきました。

 昨年8月、秋田市の水道水からネオニコチノイド系農薬のジノテフランがEU水道水基準値の30倍以上、スルホキサフロルが同5倍以上の高濃度で検出されたことで、農業の現場で使用されている殺虫剤が生態系にどのような影響を与えているのか、注目を集めています。

 日本で使われているネオニコと類似物質は11種類あり、2000年から07年に使用量は倍増し、その後は横ばいで推移。秋田県では大半がジノテフランで、イミダクロプリドも使われています。ニオネコは浸透性があり、生態系への影響やヒトへの影響もあるとのこと。ジノテフランは生態系への懸念からヨーロッパでは使用が認可されず、ミツバチや水生無脊椎動物に強い影響を与えている。イミダクロプリドは1回使用するだけで、長期間影響を与える・・・・・・など、平先生は研究成果を詳しく報告されました。

 県内のコメ作りでは病害虫防除に農薬を使用しており、特にカメムシ類等の防除のために1~2回はニオネコ系が使われています。広範囲でかつ長い年月にわたって使ってくると、県内陸部の河川が集まる雄物川の水にも含まれてくるのでしょう。秋田市では雄物川の水を二井田浄水場で汲み上げて上水道の原水としていることから、検出されたと思われます。

by shouichiro_sato | 2024-03-03 22:33 | 羽後町 | Comments(0)  

<< 47年間で2246回 高校卒業式 >>