地方での人口減少や組織の合併などで大型の公共施設等の役目が終わり、再利用するにはどうしたらいいのか。それとも解体するべきか・・・・・。昨今は目に見えて空き家が増えていますが、昭和40~50年代に建設された学校や社会教育施設、保養施設など、鉄筋コンクリートで建築された大型施設の空き家?が目につくようになりました。
本来であればRC構造の建物などは耐用年数も長く、当初の目的を達成したとしても、再活用の方策を探るべきだと思いますが、実際には廃墟?となっている事例が多くあり、誠に残念ですネ。県も市町村も、トップはもっとそうした資源の再活用に意を注いでほしいと思います。
羽後町では少子化によって閉校になった小学校の施設は「交流宿泊施設」やデイサービスを提供する「地域の福祉センター」、起業にチャレンジする若者たちが活用する「ビジネスの拠点」、さらには領土の歴史や文化とともに新しい芸術活動の拠点となる「アーカイブ施設」など、多様に活用しています。
耐用年数が過ぎ、リニューアルに多額な費用がかかるものは解体も止む負えませんが、立派な施設がいつの間にか廃墟になっている姿を見ると、涙が出てきます。たぶん、羽後町以外の市町村は、再利用など考えなくてもいい程、豊かなのでしょうネ。