羽後町内に立地している企業などで組織する「羽後町工業クラブ」(会長・佐藤和彦秋田電装株式会社代表取締役、現在24社が加盟)が創設50周年を迎え、五輪坂温泉・としとらんどで記念式典が開かれました。
同クラブは昭和49年(1975年)、羽後町に誘致されていた秋田指月(株)やジャンプ東北工場などの経営者に町が呼びかけて創設され、情報交換を始めたのがきっかけでした。当時の羽後町は農林業が主産業で、冬期間は3千人もの方々が出稼ぎしている状況であり、「農工一体」の町を目指して新たな産業の振興が重要課題でした。
町は工業クラブの会合で企業がかかえる課題やニーズを学び、その後の事業(政策)を進めてきました。私が町政を担当した時代の皆さんはほとんど世代交代していますが、様々な困難を乗り越えて頑張っているメンバーのお話を聞き、頼もしく思いました。
(写真・佐藤会長から功労者として感謝状を贈呈される阿部功前会長)