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派閥解散

 自民党派閥の政治資金パーティーを巡る問題で、東京地検特捜部が岸田派(宏池会)の元会計責任者を立件する方針を固めたと報じられたことで、岸田文雄首相は今夜、岸田派の解散を検討していると表明しました。

 岸田首相は2012年から岸田派会長を務めてきましたが、派閥のパーティー問題を受けて昨年12月に派閥を離脱しています。ただ、宏池会が20年までの3年間で約3000万円のパーティー収入を、政治資金収支報告書に記載していなかったことが判明し、きょう総務省に修正を申し出たとのこと。岸田首相は「事務処理上の疎漏だと承知しているが、私自身、在任中からこんにちまでそれ以上のことは承知していない。事務的なミスの積み重ねだと報告を受けている」と説明しています。

 安倍派では過去5年間で6億円ものパーティー収入を裏金として派閥議員にキックバックしていましたが、政治資金規正法違反(虚偽記載)で立件されるのは会計責任者だけのようです。事務総長経験者などの派閥幹部は「キックバックは派閥会長の案件だ」と関与を否定していたとか。・・・・多額の資金を会計責任者が誰にも相談・報告することなく裏金にすることは無理であり、首相に就任しても派閥会長を辞めなかった本人が、承知していなかったというのは甚だ疑問ですネ。

 さらに、二階派(志師会)は一昨年までの3年間に記載していないパーティー収入が1億3600万円余あったとして、政治資金収支報告書を訂正しました。安倍派では明日、総会を開いて一連の問題について幹部が説明する模様です。

by shouichiro_sato | 2024-01-18 22:59 | 国政・時事 | Comments(0)  

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