羽後町総合体育館で「第50回新春みかんまきもちつき大会」が開かれました。羽後町の西馬音内地域には、新築や結婚などのお祝い事があった年には、ミカンなどを撒く風習があり、昭和48年に竣工した町総合体育館では翌年の正月に、体育館の運営に関わっている体育館指導委員会の皆さんが「みかんまき」をしたとのこと。
それから50年、一度も絶やさず続いてきた新春の行事です。新型コロナウイルス禍での3年間は簡素に行われてきたものの、今回は「もちつき」や「綱引き」、体育館の「安全祈願祭」、そして「みかんまき」と、従来のフルコース?で4年ぶりに実施されました。 (写真・会場には町内外等から寄贈されたみかん100箱が並んでいます)
総合体育館は町内随一の大型施設で、各種のスポーツ大会はもとより、大相撲の巡業が2回、有名歌手のコンサートやNHKのど自慢などが行われたほか、コロナワクチンの集団接種会場になるなど、羽後町のスポーツと文化・福祉活動の殿堂でもあります。50年の間には床の張替えや大規模耐震化工事、屋根と外装のリニューアルなどを行っており、まだまだお世話になる体育館です。