最大震度7を記録した能登半島地震から6日目。午後4時時点で石川県では126人の死亡、重軽症者は516人が確認されています。さらに、安否の不明な方が210人程いるとのこと。崩壊した家屋や土砂崩れなどの個所があまりにも多く、救助活動も難航しています。
さらに能登地方の4市町の18地区(人数は不明)では、今も孤立状態が続いているとのこと。停電や断水が続き、通信が途絶えていたり、道路が寸断されているために、救助隊の活動や支援物資の搬入も困難なようで、厳しい状況が続いています。
その上、明日以降は雨や雪が降り気温も低下する予報となっており、避難されている皆さんの健康状態も心配されます。人命救助が最優先されることは勿論ですが、被災地では住宅などが全壊しており住民の皆さんが帰宅することは難しいと思われます。自治体がホテルや旅館の空室を借上げる「みなし避難所(2次避難所)」などの設置を早急に進め、避難している被災者の生活環境の改善に努めてほしいと思います。
被災地の地理的状況や石川県と被災自治体の人的対応や財政規模からすると現場は混乱・疲弊しており、あらゆる視点で「出来ることをやる」被災者支援に、国は全力を挙げてください。