一昨日発生した能登半島地震は、被害が拡大しています。きょう午後6時の時点で石川県内では73人の死亡が確認されましたが、輪島市や珠洲市、能登町では倒壊した家屋が多数あり、全体の状況が把握できていないようです。
さらに、食料品や水、トイレ、暖房器具、灯油・ガソリンなどの燃料等が不足しているものの、普段から備蓄しているものは底をつき、自治体や避難所などからは物資を求める悲痛の声が伝えられています。
能登半島の海岸を巡る主要道路が各地で寸断され、物資を運搬する手段が限られているのでしょう。政府は地震発生直後から必要な物資を直接届けるプッシュ型支援を行うとしていましたが、陸の孤島となっている被災地には大型ヘリコプターや海路からの輸送を急ぐべきでしょう。被災地の状況を伝えるニュースで支援物資が不足していることを知り、大地震発生してから48時間以上が経過しているのに、どうなっているのか心配しています。
今も震度5クラスの余震が続き、避難している皆さんには気温も下がって大雨や雪が予想される中、大変な状況と思われます。くれぐれも体調管理、ご健康にはご留意ください。