森林・林業・林産業活性化推進議員の会(会長・川口一県議会議員)ではきょう、中国木材(株)能代工場を視察して事業の進捗状況を確認するとともに、能代市二ツ井町にある七座山自然観察教育林などで、東北森林管理局からこれからの秋田杉の生産について報告を受けました。
(写真・七座山の教育林にある胸高直径1.61m、樹高47m、林齢226年になる天然秋田杉。天然杉の稚樹から直径1.6mの巨樹まで揃う貴重な林です)
能代工業団地に建設が進む中国木材(株)能代工場は、すでに製材棟・事務所建屋が完成し、製材機械の搬入もほぼ完了。今月からが原木の搬入も行われており、間もなく試運転が始まります。加工・集成棟建屋の工事も進んでいます。原木の利用量は年間で24万㎥を予定し、米代川流域の森林組合などと価格の交渉もまとまったとのこと。県産木材の需要拡大が期待されています。